【DQ10】パラ構成の魔賢僧-僧侶編-
ブログに頂いたコメントやパラディンは怖くてできないというフレンドを参考にしまして、新しいカテゴリーの記事を書いてみます。その名は「パラ構成の魔賢僧」。

パラディン目線で他のパーティメンバーの動きについて詳細にまとめてみたいと思います。自分でパラディンをやってみるのが一番理解しやすいのですが、パラディンは責任重大で手を出せないという人は意外に多く、そうした方々の参考になれば嬉しいです。僧侶、賢者、魔法使いの3職について書く予定です。
パ魔魔僧、パ魔賢僧の構成で戦うときの僧侶のことを開戦から順を追ってまとめます。たたみます。長くなりそうです。
ところどころに出てくる用語で不明な点があれば、当ブログ内を検索してみて下さい。
パラディンを支えるのはあなた
パラディンはHP・守備力共に高く、堅守な職業です。しかし、自分でまともにHPを回復できません。どんなに堅くてHPが多くても、ボスの攻撃数発で死んでしまいます。守ってあげてください。
ボスの攻撃を受け止めるパラディンを回復するのが僧侶の務めです。極論をいえば、パラディンだけ回復すればOK。
開戦時に勝負は決する
パラディン構成では開戦時に勝敗が決まるといっても過言ではありません。「パラディンが死ぬ」=「パーティの崩壊」であり、パラディンが一番死にやすい開戦直後がもっとも危険です。
また、開戦時は様々な要因から相撲がうまくいかないことがあります。パラディンの壁をボスが掻い潜ることを「抜ける」と表現しますが、開戦直後はとくに抜けやすいです。
最悪のケースを想定し、万全を期しましょう
開戦時の最悪なケース1
「パラディンが連続してボスのタゲになり、死んでしまう」ケースです。
バラモスの「はらわたをえぐる」やグラコスの「ぶきをふりまわす」を大ぼうぎょで凌いでも、連続で攻撃を受けるならばパラディンは耐え切れません。アトラス強・ベリアル強は3回攻撃で、3連続でパラディンがタゲになることもあります(経験ありorz)。
パラディンへの連続攻撃、大ぼうぎょできずに死んでしまうケースを想定しておきましょう。そうなると、開戦してすぐに聖なる祈りをするのは得策ではありません。開戦したらまずは様子見です。ボスがパラディンを狙っているかどうかをよくみましょう。
足があるボスの場合は、ボスが歩いているならタゲはパラディンではありません。しばらくはパラディンと相撲をするので、聖なる祈りやキラポン、聖女など好きにやればOKです。
足が止まっているならば、パラディンをタゲにしているか、範囲攻撃をしようとしています。足が止まっているときはベホイムかザオラルの準備をしましょう。
足がないボスは難しいです。タゲ判断ができるパラディンが相撲態勢になっていたら、タゲはパラディンではありません。
ややこしいですよねぇ(´△`)
ここで、足がないボスを相手にするときにパラディンがどうやってタゲ判断をしているか紹介しておきます。
- 軽く接触して、L字抜けを防止する。
- 自分からは押さずに、ボスが自分を押してくるかどうかを確かめる。
- 押されているならば、タゲはパラディンでないので押し返す。
- 押してこないならば、パラディンへの攻撃か何らかの技を繰り出すので対処する。
こんな感じです。パラディンがボスと相撲をしているならば、タゲはパラディンではありません。ええ、見てわかるとはとても思えません(´ω`)
パラディンのHPが減ったらすぐ回復できるように準備しておくだけで大抵の場合は大丈夫です。それよりも、キラーマジンガを相手にするときはもっと気をつけて欲しいことがあるのです。
キラーマジンガ戦の注意点
足がないボスの一角で、パラディン構成が主流です。最近は裂鋼拳を主体にした構成も人気ですね。パラディン構成で挑む場合に次の2つのポイントを知っておいて欲しいです。
- 特技に怒る
- 一撃必殺の単体攻撃をもっている(痛恨の一撃、切りかかる)
運が悪いとヘビーチャージをしたパラディンに怒り、痛恨の一撃でパラディンが死んでしまうなんてことが起こります。これはアトラス強・ベリアル強においても起こりえますが、キラーマジンガ戦では1体目をいかに早く倒すかが攻略の鍵であり、開戦時の出遅れが敗北につながってしまうことがあります。
そのため開戦時はパラが会心ガードや大ぼうぎょ(ボスの動きに合わせる)、僧侶はズッシードをすることで万が一にも事故を起こさない工夫ができるといいですね。
開戦時の最悪なケース2
ボスが抜けて、僧侶が死んでしまうケースです。賢者がいるならばまだ立て直せますが、僧侶ひとりの場合は立て直しに苦労することになります。
ボスが抜けてきたとしても死なない工夫をしましょう。パラディンが戻るまでに僧侶が生きてさえいれば、致命的な事態にはなりにくいです。個人的には開戦時の立ち位置を工夫するといいと思っています。

この配置ならばたとえ抜けてきても、僧侶がすぐに攻撃を受けることはありません。魔や賢が「タゲ判断→タゲ下がり」をして、パラが戻るまでの間は3人で戦線を維持するのが理想ではあります。
魔や賢が死んだとしても、僧侶とパラディンが生きていれば負けることはありません。落ち着いて対処したいものです。
戦況が安定したら、次のことを意識しましょう。
パーティメンバーで共有したい「軸」の意識
基本的にはボスはタゲに対して真っ直ぐ向かってきます。パラディンを先頭にパーティメンバーが一直線に並んでいる状態を「軸ができている」といったりします。

図のようにできるだけ一直線に並びましょう。
様々な原因により軸は時折ズレます。その都度軸に合わせて移動をしましょう。パラディンの真後ろに移動するといいですよ。
なお、「L字抜け」と呼ばれる現象がありますが僧侶は気にしなくていいですよ。僧侶は相撲補助のことを気に掛けましょう。
相撲補助と呼ばれる技術が必要なとき
軸を自然と意識できるようになったら、次は相撲補助を覚えましょう。
これはパラディンの重さがボスに対して「拮抗」のときに必要になります。拮抗のときはどうしてもジワジワとボスと後衛の距離が縮まっていくので、パラディンと一緒に押してボスを遠ざけます。
「拮抗」と「押し勝ち」について簡単にまとめておきます。
- 拮抗
-
パラディンとボスが押し合ったときに、お互いに押したり押されたりを繰り返す状態。
名前からはお互いに動いていない状態を連想しがちですが、実際はプラマイゼロで動いてないだけです。
ボスに押し込まれたタイミングでボスが攻撃をしたり(逆もあり)するなど様々な要因があり、パラディンは徐々に後ろに押されます。
- 押し勝ち
-
パラディンとボスが押し合ったときに、押されることがなくなる状態。
押し勝ちの重さに近づくほどに、押されることが少なくなる。拮抗と一口にいっても、「ギリギリの拮抗」や「押し勝ちに近い拮抗」など様々です。
後衛に攻撃が届かない距離を保つために、時折パラディンと一緒にボスを押してサポートしてあげて下さい。
相撲補助をするときの注意点
このときに気をつけて欲しいことがいくつかあります。
- 自分がタゲのときには近づかない
- ターンエンド攻撃(アトラス強などの特殊な反撃も)で死なない、行動不能にならない
- 軸をズラさない
もっとも気をつけて頂きたいのは[1]です。パラ構成の利点が損なわれてしまいます。慎重にタゲ判断をしましょう。

[2]も重要です。死ぬことはもちろんですが、転んだり、魅了されたりしないようにしましょう。回復が間に合わなくなったり、自分がタゲになって死んでしまうこともあります。
「不必要に長々と押さない」「後衛との距離が詰まってからでは遅い」この2点を意識するといいかと思います。
拮抗のパラディンと一緒に押すならば、少しの時間でかなりの距離を押せます。マヒャデドスが届くギリギリの位置くらいまで離しておけば十分ですから、サッと押してサッと離れましょう。
また、後衛に攻撃が届きそうになったときに自分がタゲだったら相撲補助をしたくてもできません。タゲでないときにちょくちょく補助に入るほうがいいですよ。
[3]に関する図を作りました。

パラディンと同じ方向に押しましょう。パラディンと重なって押すことをおすすめします。違う方向に押すと軸がズレます。
また、押し勝ちのときでもボスとの距離が近いと思うときには補助してあげて下さい。より安全に戦えますよ。
回復が間に合わないよー
パラディン構成にて、ボスがものすごい速さで連続行動をするのを見たことがありますか?回復が間に合わなくて、パラディンが死んでしまうこともあります。アトラス強・ベリアル強だと4秒間で2回行動したあとに、パラディンをタゲにさらに連続行動をするようなとんでもないパターンもあります。
これは全面的にパラディンに原因があります。回復が遅いことに文句をいうような輩がいるかもしれません。
「たわけーっ!」そんなやつにはコレをお見舞いしてやる!

このような事態を引き起こすパラディンを「押しっパラ」と呼びます。ざっくりいうと、相撲によって引き起こした攻撃(ターンエンド攻撃や4秒反撃など)の後も執拗にボスを押すとボスが追加で行動するのです。
ボスが攻撃したときは相撲をやめるのがパラディンの基本です。できることならば、そのパラディンを正しき道へと導いて頂きたい。うまく説明できないときはこのブログを紹介してね|ω・`)
パラディンが抜かれたとき
開戦時でなくとも、ボスが抜けてくることがあります。原因は様々です。開戦時と同じようにうまく対処しましょう。ひとつのケースを紹介します。

よくあるパターンです。もう後ろにスペースはありません。パラディンが回り込むまで持ち堪えられるかっ!?
ひとつの解決法を提案します。みんなでパラディンが回り込むのを待つよりも、みんなでパラディンの後ろに行ってしまいましょう。

このケースのように、よりパラディンが押しやすい方向、より広いスペースを意識して立ち位置を調整するといいですね。賢者を安全に蘇生できるように位置を工夫しましょう。
また、もうひとつちょっと工夫をすることで、ボスが抜けにくくなるように手助けすることができます。
パラディンの横にただ立ってみて下さい。ズッシードをしておくとより良いですね。壁の厚みが増すだけでなく、パラディンが軸の修正をしやすくなります(正確には軸に対する立ち位置の調整)。
微妙な軸のズレを図にしてみました。

僧侶が横にいることによって、少しの間相撲を解除して軸を修正することができます。ものすごい地味なことですが、パラディンはとても助かります。
ただし、相撲補助をするときと同様にタゲ判断やターンエンド攻撃にはくれぐれもご注意を。
おわりに
気を付けるポイントはほとんど網羅しているはずですが、お気づきの点がありましたらドシドシご意見をお寄せ下さい。
次回は賢者のことを書きます。構成により役割が変わる職業です。いやしの雨がとても便利で強力な技になりました。