【DQ10】僧侶指南書伍の巻-最適な行動をするための第2幕-
前回からの続きです。今回は・・・
「行動の優先順位」
をテーマにお届けします。
ボスの次の行動がわかったら、行動の優先順位に従いパーティの状態に応じて次の一手を選びましょう。
なお、戦闘開始直後=「開戦時」に関しては第3幕にてまとめます。今回はあくまでも、戦いの流れの中でどの行動を優先していくかを考えます。先に行動の優先順位の話をしていた方が開戦時の行動にも説得力が出ると思いますしね
たたみます。
とりあえずマラー
ボスの行動とか優先順位とか小難しい話に入る前に・・・、まずはこれ「とりあえず(ベホ)マラー」しましょう。Lv70〜80を想定した場合、多くのボスは攻撃役がしっかりしていれば、僧侶は聖なる祈りを切らさないようにしつつ、ベホマラーを連発するだけでとりあえず勝てます。
慣れないうちはベホマラー連発でもいいんです。勝てばいいんですよまずは僧侶でのボス戦になれることが何より大事です。ちょっとずつ動きを足してみましょう。
「とりあえずマラー」では倒せないボスに出会ったときにはじめて、前回記事も含めた戦略が必要になってきます。
優先順位
- 自分が死なないこと
- 味方が死なないこと
- バフ
- MP管理
考え方によると思いますが、この順位に異論を唱える人は多くないはず以前はオーブのためにボスとの連戦が頻発していたためMP管理が重要でしたが、バージョンが重なるにつれて重要ではなくなってきました。
例外として悪霊の神々強、ピラミッド第8霊廟などの長期戦ではMP管理にできるだけ気を遣いたいところですが・・・、めちゃくちゃ強いので余裕はないですね。
前回記事(別記事へ)で紹介したようにボスの行動を予測しながらパーティの状態を確認し、この優先順位に従って次の一手を決めましょう。
そもそも味方を死なせないことは大事か?
ここで、優先順位の2番目についてちょっと考えてみます。
自分が死ぬと回復する人がいなくなるので、自分が死なないことは当然大事なのですが、味方を死なせないことは本当に大事なのでしょうか。味方が死んでしまった場合のデメリットをまとめます。
- 火力が減って、討伐時間が延びる
- 壁が機能しにくくなる
- 自分が狙われやすくなる
- ザオラルをしないといけない
討伐時間が延びることは別として、他はすべて僧侶の負担になってしまいます。
壁が機能しなくなるとボスが自由に行動できますし、自分の身の安全が危なくなります。また、ザオラルは思いの外弱い呪文です。ザオラルを「味方ひとりのHPを最大値の25%〜51%回復する呪文」とみなすと、「射程が短く、詠唱時間も長い祈りホイミ」でしかないのです。
そのため、できる限り味方を死なせないようにしましょう。もちろん、自分が危ないときは自分優先です。
死なない、死なせないためには
シンプルに「次にボスがとるであろう行動で死なないHPを保つ」ようにしましょう。「とりあえずマラー」を卒業する第一歩ですね。戦法や各ボスに関する知識をもとに行動を予測しながら、味方の状態もみながら動くのは慣れるまで難しいです。
強コインボスやピラミッド8層などではもう少し工夫が必要になってきますが、細かいことは後にします。まずはこれで大丈夫!
聖なる祈り
味方を死なせないことを優先しますが、ひとつだけ例外があります。それが「聖なる祈り」です。僧侶の回復はこれを前提に成り立っているので、祈りの効力が切れてしまうと回復が間に合わなくなってしまいます。ときに、回復よりも祈りを優先するべきケースがあります。
それは、祈りが切れたタイミングで味方のHPが少ない場合です。なお、指南書では「HPが少ない」=「ボスの攻撃1回で倒れる(=1確)」を指します。
ボスの次の行動や状況次第で他にもやりようはあるのですが、基本的に祈りを更新しましょう。祈りさえあれば、ザオラル→ベホマラーで多くの局面は乗り切れます。
ただし、パラディン構成でパラディンのHPが少ないときだけは違います。ベホイムでパラディンが次のボスの攻撃で死なないようにできるならば、ベホイムでパラディンを回復した後に祈りを更新しましょう。
もっとも大事なことは、このような状態にならないことです。余裕があるうちに祈りは更新しておきましょう。この「余裕」をみつけて、バフをしていくことも僧侶は大事です。
バフはいつするか
優先順位の3番目はバフです。自分も含めてみんなのHPに余裕があるとき=「誰も次のボスの行動でチカラつきないとき」に使います。バフによってさらにHPに余裕が生まれます。ちょっと整理しましょう。
- 自分だけを守るためのバフ
-
天使の守り
ビッグシールド
会心完全ガード
ファランクス
魔結界
心頭滅却 - みんなを守るためのバフ
-
聖女の守り
聖なる祈り
キラキラポーン
ラピッドステッキ
スカラ
スクルト
ズッシード
フバーハ
各ボスの特性や戦法によって優先するバフは異なります。おおまかにですが、痛恨の一撃や強力なブレス攻撃がないかぎりはみんなを守るためのバフを優先します。ボスの行動を予測することができれば、痛恨の一撃はいつくるかわかるので会心完全ガードは後回しでも問題ありません。バフの優先順位は次回第3幕の内容「開戦時」に大きく関係しますので、そちらでもうちょっと詳しく考えてみます。
そして、ここでよく論争になるのが「天使の守り」です。
天使の守り論争
非常に強力な特技ではあります。しかし、デメリットもまた大きいです。
- 準備時間、モーション、チカラつきて発動するまでの時間すべてが長い
- 時間がかかるため、その間無防備かつ味方を守れない(約2ターンほど)
- 復活後はHP半分かつ祈りも切れている
やはり一番の問題は無防備な時間が長いことですね。ボスが強いほどに保険として天使の守りが欲しいですが、強いほどに暇がないというジレンマ天使の守りをしている間に味方がチカラつきるということがなければ、使って大丈夫です。味方がチカラつきてしまうと立て直しに時間がかかり、場合によっては全滅必至になってしまいます。
ただし、「天使の守りゾンビ戦法」(勝手に命名、名前でどんな戦法か想像つくでしょ?)を使えるボスがいます。
MP管理
あまり重要でなくなってしまいました。ピラミッドや試練の門巡り、もしくはピラミッド8層などの長期戦で気をつけるくらいでしょうか。以前の僧侶は自分のMPも管理しなければいけなかったのです。その手段を僧侶は持っています。簡単に紹介しておきます。
- スティックによる通常攻撃
- マホトラの衣(+聖女の守り)
[1]は特に書くことはありません・・・暇なときにペチペチしたり、ティンクルバトンで遊びましょう。
というか[2]も特になにもないのですが、例えばバラモスの「ネクロゴンドの波動」をマホトラの衣+聖女の守りの状態でわざとうけます。そうすると受けるダメージは最大HP-1となり、その10%だけMPが回復します。スリル満点
バラモスは2回行動ですから、そのあとすぐに攻撃を受けて死んでしまうかもしれません。「MP全快で戦いが終わった・・・強くなりすぎたわ・・・」みたいなことがしたいときだけにしましょう。
おわりに
「行動の予測」につづき「行動の優先順位」についてまとめてみました。次は「開戦時に何を優先するか」をまとめます。ボスの特性だけでなく、タゲであったり、味方の構成・HP・守備力によって動きが変わります。前回と今回の内容を踏まえた記事になります。
できるだけ気をつけてはいますが、おかしな点がありましたら教えて下さい。どんな些細なことでもかまいませんm(_ _)m