【DQ10】僧侶指南書肆の巻-最適な行動をするための第1幕-
装備(アクセサリーを除く)とスキル、各種呪文・特技のことはまとめました。
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アクセサリーを前提に記事を書くと、アクセサリーを持っていない人が困るので省きます。それぞれのボスに合わせてアクセサリーを装備してみて下さい。ボスの特性についても追々記事にします。
いよいよ具体的な戦術の話になります・・・。
誰しも一度ならず、サポート仲間の僧侶を雇ったことがあると思います。HPの回復、蘇生は人間ではとてもできない反応速度で行ってくれます。それにも関わらず、人間が操作する僧侶には大きく劣ります。なぜでしょうか?
それはサポート仲間はパーティ構成・各キャラの状態、ボスの特性・状態、各キャラの立ち位置などを総合的に判断して、最適な行動をしていないからです。ただ単に「HPが減ったら回復」「チカラつきたら蘇生」「開戦時は聖なる祈りと天使の守り」といったように決まった行動しかできないならば、サポート仲間と一緒です。
これから「最適な行動をするための第○幕」というサブタイトルで3つの記事を挙げる予定です。今回取り上げる内容は・・・
「ボスの行動の予測」
です。どんなボスに対しても可能であり、重要なことです。「第1幕」ではありますが、一番難しい内容だと思います。たたみます。
なぜ行動の予測が大事なのか
次に誰を攻撃するかわかっていれば、スムーズに回復ができます。回復を後回しにして、スクルトや天使の守りといったバフ(能力をアップさせる魔法の総称、ゲーム用語)をしておいて、後でベホマラーでまとめて回復するといったこともできるようになります。
ボスが強ければ強いほど僧侶は忙しくなります。できるだけ無駄な行動をせず、ターンを有効に活用したいところです。そのためにボスの行動を予測することは重要です。
戦術によってボスの行動はパターン化でき、行動を予測することができます。5つにわけて紹介します。
相撲をしない場合の予測
下の図のようにボスと相対することが多いです。
このときに、この図のように味方同士が重ならないようにして、ボスが誰の方を向いているかわかりやすくしてくれる味方だと僧侶はとても戦いやすいです。さらにボスが視線を向けた味方(ボスの攻撃対象、ターゲット=「タゲ」)がボスから少し離れると、ボスが何をしてくるかまでおおまかに予測できます。ボスの様子をよく観察しましょう。
次の2つのパターンに分けて、使用する特技を絞り込むことができます。
- ボスが距離をおいたタゲを見たまま、その場にとどまっている
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射程の長い攻撃(ブレスや呪文など)かその場で放つ範囲攻撃をしようとしている。
各ボスが持つ技の特性に合わせて対処しましょう。(例:アトラスなら大地の怒りをしてくるので、逃げる準備をする) - ボスが距離をおいたタゲに近づく
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射程の短い攻撃(通常攻撃や痛恨の一撃など)をしようとしている。
これも各ボスが持つ技に合わせて対処しましょう。(例:痛恨の一撃対策に聖女の守りなど)
少しタゲがボスから離れてくれるだけで、次のボスの行動を絞りこむことができます。これを意識してくれる味方はとても心強いですね。
味方が意図的に距離をとってくれない場合でも、ボスとタゲの様子をよく見ておけばある程度は次の行動を推測できます。自分のコマンド、戦闘画面右下の各キャラの状態表示ならびにボスの様子、これら全体を満遍なく見ることができるようになりましょう。・・・自分ができてるか不安になってきた・・・
なお、ボスが複数体いる乱戦でも相撲は機能しません。ボス全員の動きを観察するのは難しいので、一番強いボスだけをよくみて行動を予測してみましょう。
相撲をする場合の予測
「タゲ確認→タゲ下がり→壁更新→ターンエンド」をして戦う場合です。この技術ができることを前提にまとめます。よくご存じない方はこちらの記事を読んでみて下さいね
dq10bucciap.hatenablog.comこの技術を高い精度で実行できる味方の場合、僧侶は暇ですこうした技術をよく理解している人ほど、「前衛が僧侶を守る」という意識が強いように思います。「僧侶が不慣れだから全滅した」ではなく、「僧侶がやりやすいように戦えなかったから負けた」といってくれる味方とパーティを組めるといいですね。
この技術を徹底すると理論上、ボスは押し合い反撃技だけを使用します。ほとんどのボスが押し合い反撃技を2つ、3つしか持っていませんから、ボスが何をしてくるか容易に予想できます。加えて、ボスはおよそ15秒間隔でしか行動できなくなるため、僧侶は常に余裕を持って戦うことができます。
ただし、アトラス強・バズズ強・ベリアル強(通称、3バカ強)だけは特殊な行動パターンを持っています。
dq10bucciap.hatenablog.comいま紹介した押し合い反撃はドラクエ10の戦闘における重要なボスの特性です。こちらの記事にまとめています。
dq10bucciap.hatenablog.com例をあげますと・・・アトラスを相手にこの戦法で戦う場合、アトラスは通常攻撃だけします(アトラス強はちがいます)。僧侶は楽ちんですしかしながら、誰に通常攻撃をするかはわかりません。HPが減った仲間をすばやく回復することを意識しましょう。
ほとんどのボスは通常攻撃と何らかの範囲攻撃(回避できたり、耐性でカバーできるもの)を押し合い反撃で使います。範囲攻撃に対処できるように準備しつつ、通常攻撃で味方が倒れないように回復しましょう。
タゲ判断にはミスがつきものです。タゲが下がらずにダメージを受けることもあります。タゲが下がらない場合は先ほどの「相撲をしない場合」のように予測して対処しましょう。
パラディン入り構成での予測
著者は長いことパラディンを本職としております。溢れるパラディン(ズーボー)愛を抑えきれず、「パラディン講座」なるシリーズ記事を書きました。パラディン構成について詳しく知りたい方はそちらをご覧下さい。パラディンしようぜw
パラディンがボスと相撲をしてボスを抑える場合は、上記2つとは異なる予測が必要になります。いくつかのパターンに分かれます。下にまとめます。
- ボスが1体、魔法構成
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もっとも一般的なパラディン構成です。下図のようにして相撲をします。
タゲがパラディンかどうかを見極めることが大事です。
ボスがパラディンを狙っている場合はボスの足が止まっています。
パラディンがチカラつきてしまうと陣形が崩れるため、しっかりサポートしましょう。
ボスがパラディンと押し合いをしているときはボスは行動できず、ターンエンドに押し合い反撃をしてきます。
攻撃を受けたパラディンをすばやく回復しましょう。
注意!:パラディンの重さがボスに対して「拮抗」の場合には、僧侶は「相撲補助」をすることになります。
これは僧侶初心者にはとても難しいです。パラディン講座その13に注意点をまとめています。
dq10bucciap.hatenablog.com
- ボスが1体、物理構成
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今はあまり使われていない戦法だと思います。下図のような形です。
図に書き込んだように、パラディンとバトマス2人の計3人でボスが僧侶に近づかないようにして戦います。
そのため味方のサポートに専念でき、僧侶初心者にやさしい構成と言えます。
バトマスがタゲ判断をミスしたりしてダメージを受けることはありますが、相撲をきっちり行えばボスは押し合い反撃しかしません。基本的にダメージをうけるのはボスと相撲している誰かです。すばやく回復しましょう。
パラディンさえ無事なら壁が機能しますので、他味方が倒れても余裕をもって立て直せますよ。 - ボスが2体、物理構成
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天魔クァバルナ強や妖剣士オーレン強・水竜ギルギッシュ強との戦いで使えます。下のような陣形です。
悪夢の右手強・左手強でも使える戦法で、その場合は下図のようにできるといいですね。
この戦法では僧侶も相撲をします。そのため難易度が上がります。
まずはタゲ判断と自分側の味方のサポートをしっかりしましょう。
僧侶からパラディン側の様子がよくわかりません。パラディンの自己防衛に期待しつつ、HPが減っていたら回復しましょう。
相撲をきちんと行えばボスは押し合い反撃を中心に行い、たまにパラディンをタゲにして行動します。
ボスが怒っている
怒りの特性についてはこちらの記事をご覧ください。
dq10bucciap.hatenablog.comこの記事にあるように、ボスは怒ると怒り時に使うように設定されている技だけを使用します。使用する特技が限定され、さらに怒りの対象だけを狙うのでボスの行動を読みやすくなります。ボスによっては厄介な行動をしなくなり、怒りを鎮めないほうが楽に戦える場合もあります。
決まった行動パターンを持つボスがいる
決まった行動パターンをもつボスがいます。翼がある天魔クァバルナ強は「イオナズン→通常攻撃→いてつくはどう」と行動します。悪魔長ジウギスは「通常攻撃→呪文→ブレス→通常攻撃・・・」の順に行動します。他にもこのようなパターンをもつボスがいるかもしれません。
行動パターンに合わせて動きましょう。
おわりに
大雑把ではありますが、各戦法ごとにボスの行動をまとめました。ボスの行動はある程度予測することができます。行動を予測すれば、その先を考えて行動することができます。より余裕をもって戦うことができるようになると思います。わかりづらいこと、気になることがあればコメント頂けると嬉しいです。ツイッターでもいいですよー
次回は行動の優先順位を考えたいと思います。ボスの次の行動と味方の状態次第で最適な次の一手は変わります。