【DQ10】僧侶指南書陸の巻-最適な行動をするための第3幕-
前回からのつづき・・・3部シリーズの最後です。今回は・・・
「開戦時に何を優先するか」
について考えます。
戦闘開始直後「開戦時」はもっとも危険です。タゲ判断やバフなど、適切に動かないと全滅する可能性が高くなります。
また、ボスの攻撃力・特性、味方の構成・HP・守備力によって適切な動きは変化します。ボスの行動や行動の優先順位なども関係しますので、開戦時の話なのに最後になってしまいました。前回までの記事へのリンクを貼っておきます。
dq10bucciap.hatenablog.comdq10bucciap.hatenablog.com
たたみます。
基本的に初手は聖なる祈り
前回記事で紹介したように、僧侶の回復力は聖なる祈りあってのものです。特に危険な要素がない限り、開戦直後は聖なる祈りをしましょう。たまーに初手に天使の守りをされる方をみます。これに私は断固反対しますこのブログで特定の行動を否定するのはこれがはじめてです。そして、最後になると思います。
理由はシンプル。天使の守りはなくても勝てますが、聖なる祈りはないと勝てないからです。
ただし、あるボスと特定の戦法で戦うときだけ天使の守り前提で戦うことがあります。その場合は天使の守りがないと勝てないので、天使の守りが先で構いません。
まずは初手に聖なる祈りをする基本的な開戦時のことをまとめます。そのあとに初手に他の行動をするレアケースについても書いてみます。
聖なる祈りの次は・・・?
前回記事の行動の優先順位をもとに行動してみましょう。
- 自分が死なないこと
- 味方が死なないこと
- バフ
- MP管理
この順に優先します。「次にボスがとるであろう行動で死なないHPを保つ」ようにしながら、「誰も次のボスの行動でチカラつきないとき」に各種バフを行います。・・・曖昧だなぁ
今回は開戦時の話なので、前回までとちがってもう少し具体的にできます。開戦時でなくても大事なことではありますが、特に開戦時ではHP満タンで「ボスの攻撃に何回(ターン)耐えられるか」=「ボスの攻撃何回で死ぬか=○確(1確とか2確とか表現する)」を意識しましょう。
○確を意識すると・・・
指南書ではLv70〜80を想定しています。この場合はおおまかに、ピラミッド低層やver1.x時代に実装されたボスは2〜3確、ピラミッド高層やver2.xで実装されたボスは1〜2確です。2〜3確のボスであれば余裕をもってバフできますし、相撲をしなくても楽に勝てることも多いです。1〜2確のボスでは相撲をする必要があったり、味方のHPに気を配りながらバフをしなくてはなりません。
あらかじめ開戦時にどう動くかをイメージしておくとアタフタ慌てずに済みます。イメージするときに大事なことは○確とボスの要注意技を知り、それに適したバフを知っておくことです。
バフの優先順位
1確を2確に、2確を3確にできるバフを優先しましょう。この○確の数が増えれば増えるほど安全に戦えます。
- 1撃必殺の技を多数持つボス→聖女の守り、天使の守り
- 物理攻撃主体のボス→スクルト
- 強力なブレス攻撃をもつボス→それぞれが心頭滅却をし、維持するためにフバーハを使う
- 呪文が厄介なボス→魔結界、スペルガード
スペルガードは指南書初登場。盾スキル140の技です。
開戦時CTなし、CT30秒、効果時間1分。一度だけ呪文をかき消すことができます。 - 状態異常攻撃が豊富なボス→
相撲ができなくなったり、僧侶が行動不能になってしまうと回復が間に合わなくなってしまう。
耐性が不十分であればキラキラポーンでサポートしよう。 - 痛恨の一撃を多用してくる→会心完全ガード
- 複数ボスが入り乱れる乱戦でダメージを軽減したい→ファランクス
こんな感じです。ボスの特性に合わせて使い分けましょう。ザオラルの出番を減らすことを意識するといいと思います。前回記事で紹介したように、数字だけをみるとザオラルの回復力は祈りホイミ程度です。
ここから先は初手に聖なる祈りを使わないケースを紹介します。
初手に聖なる祈りをしないケース
下のケースが挙げられます。
- 1確されることを前提に戦う
- パラディン構成(ボス・タゲ次第で変化)
- 痛恨の一撃をもつボスとの乱戦、もしくは相撲なし(タゲ次第で変化)
これだけだと思います・・・。他にもあればご一報下さいm(_ _)m
他のどの特技・呪文を使うのかを紹介していきます。
初手に聖女の守り・天使の守り
ダークネビュラス、ドラゴンガイア強戦で使われます。どちらも攻撃力が異常に高く、基本的に1確です。他にも強力な攻撃手段を持っていますが、相撲をして可能な限り通常攻撃をさせます。通常攻撃で死んでしまうことを前提に戦うため、HPの回復よりも蘇生が重要です。聖なる祈りの優先度が下がるレアケースです。
初手にキラキラポーン
バラモスやヘルバトラーにパラディン構成で臨む場合に使います。ヘルバトラーにパラディン構成はメジャーではありませんですが、オススメです。どちらもパラディンに状態異常耐性があれば、安定して戦えます。
また第1幕でお伝えしたように、開戦時にボスのタゲがパラディンだったときはパラディンの回復や蘇生を優先しましょう。
初手に会心完全ガード
守護神ラズバーン強戦や天魔クァバルナ強などと相撲なしで戦う場合などで聖なる祈りよりも優先していいかもしれません。ただ、ラズバーン戦では回復も重要ですし、天魔ではタゲになったのを確認してから会心完全ガードをするのも有効です。
ちなみに私はタゲでない限り、初手に会心完全ガードはしません。HP500あれば天魔クァバルナ強や妖剣士オーレン強の痛恨の一撃は耐えることができますし、レベル解放に伴って会心完全ガードの優先度はさらに下がっていくでしょう。
初手にベホイム・ザオラル
繰り返しになりますが、重要なことなのでもう一度パラディン構成にて、開戦直後のタゲがパラディンで早々にダメージを受け、連続で攻撃を受けると危険な場合はすばやく回復、場合によっては蘇生をします。パラディン構成では常に起こりうる事態ですので、意識しておきましょう。
初手にズッシード
今はほとんど使われていない戦法ではないでしょうか。
覚醒プスゴンにパラディン(戦士)構成で臨む場合に使います。覚醒プスゴンは特技を使用したキャラに怒るので、ヘビーチャージをしたパラディンに怒ってしまいパラディンが1撃で倒されてしまうなどして、対処が面倒になることがありました。そこで先にズッシードをして、ボスを隔離していたのです。
悪魔の右手強・左手強戦でも使える手法ですが、右手・左手は軽く、ズッシードなしでも拮抗できる場合が多いこと、攻撃力が高いことの2点から開戦時は聖なる祈りがよいと考えています。特技に怒るアトラス強、ベリアル強に関しても同様の理由で推奨しません。
おわりに
開戦時に限らず、僧侶の動き方は構成・戦法・ボスの特性によって変わるので一概に言えない部分が多いです。しかし、そこを「一概に言ってしまおう」という趣旨で第1〜3幕まで記事を書いてみました。どういったことを意識すればより楽に、安全に戦えるかということが少しでも伝われば幸いです。ホントむずかしいぃ
次回は詠唱時間を意識して行動することの重要性をまとめます。そのあとは、これまでの記事を踏まえた上での具体的なボス攻略法をいくつか紹介していきたいと思います。