猫好きパパと家族とドラクエ10

一児の娘をもつ猫好きパパの家族とドラクエ10の記録

【DQ10】僧侶指南書玖の巻-具体的にボス攻略を考える中級編-

初級編につづき、今回は中級編です。またしても、前置きからスタート・・・です。



1〜2確のボスを想定して記事を書くのですが、プレイヤーのレベル・装備、特に最大HP次第でボスの難易度が変わります。レベル70ながら装備は充実している場合もあれば、レベル80で装備は安物というケースもありえます。例えば、私の嫁はレベル85で毎日綿花マラソンをしているので、買える装備は立派です。しかし、ボスと戦うのが苦手でアクセサリーがまだまだなので、HPは400そこそこです。

そんな嫁僧侶を参考にしつつ、HP420くらい(400弱から450程度)、守備力は300程度の僧侶を想定して記事を書きます。他PTメンバーは職業による差がありますが、同等なステータスとします。

なお、上級編ではHP500(料理込み)程度の僧侶を想定して記事を書こうと思います。ピラ8、9や伝説の三悪魔といったボスを相手にするときはテクニックだけでなく、装備を充実させるということも攻略の重要な要素です。

おおまかにですが、ピラミッド低層やVER1.x時代に実装されたボスは2〜3確、ピラミッド高層やVER2.xで実装されたボスは1〜2確です。試練の門の強モードならば、偽の試練の門は2〜3確、真の試練の門は1〜2確が目安です。VER2.xで実装された中でもハイレベルなボスがほぼ1確です。

たたみます。ものすごく長いです。


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もはや立派な僧侶です

HP420くらいの僧侶を想定しました。たしかにHP500超の僧侶に比べると性能は劣りますが、ここまで強くするのもなかなか大変です。それゆえ、ごく一部のコンテンツを除き、十二分に活躍できる強さになっています。「HP500ないとダメ」だとかいう人が少なからずいますが、そんなことはありません。昔はレベル60で大地の竜玉も、アヌビスのアンクも、しんぴのカードもなくて悪霊の神々を倒していたのです。それと比較するとHP400超の僧侶はとっても強い!

野良で気兼ねなくボスにいっていいんです。

いいんです!

いろんなボスと戦って、腕を磨きましょう。

それで具体例に入る前に、初級編では必要がなく中級編から必要になる事柄を説明します。一部、これまでの指南書と重複します。

相撲を理解しよう

1〜2確のボスを相手にする場合、ボスを自由に行動させると多くのケースで回復が間に合わなくなります。ボスの行動を抑制するために使われるのが「相撲」、正式名「移動干渉システム」です。

PTメンバー全員で協力して相撲をする場合(物理構成に多い)とパラディンひとりで相撲をする場合(魔法構成)があります。それぞれ過去記事に動きをまとめてあります。

dq10bucciap.hatenablog.com
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後者に関しては他にも注意事項があります。後でまとめます。

レンダーシアの強ボスは毛色がちがう

レンダーシアの強ボスには・・・

  • 悪夢の右手強&左手強
  • 魔神エンラージャ強&ムッチーノ
  • 破戒王ベルムド強&破戒王ベルムド影
  • やるきのジャーミィ&バーティ
  • ヘルバトラー強&闇の従者

がいるわけですが、悪夢の右手強&左手強を除き、ボスそのものの攻撃力はそれほど高くありません。VER1.x中に登場したボスよりも数値上は攻撃力が低いです。実装時のプレイヤーのレベルとの相対的な強さという意味もありますが、それだけでなく単に数値が低いです。

その代わりに、レンダーシアの強ボスは非常に強力で対処が面倒な技をもっています。代表格は破戒王ベルムド影の「死の突撃」と独特の行動パターンでしょう。それらの技にうまく対処できるかどうかがキーです。

それゆえ、相撲で行動を抑制するというよりは、ボスの技に上手に対処してボスの攻撃を無価値にするのが攻略法といったところでしょう。要注意な技への対処法を覚えたら、レンダーシアの強ボスは簡単に倒せます。

思い起こせば、実装時に一番強いといわれたのは悪夢の右手強&左手強でした。やはり、素のステータスが高く、相撲が必要なボスは難しいということでしょう。

アクション要素が増えた

前項に出てきた破戒王ベルムド影の「死の突撃」が代表格ですね。初級編ではボスから離れたり、後ろに周りこむことで攻撃を回避できました。VER2.xでボスの技が多彩になり、技の避け方が増えました。ジャンプや横方向への移動、ボスの攻撃対象から離れるといったアクションが増えました。

ボスが使用する技で避けられるものは、しっかり避け方を覚えましょう。

技を避けるという意識、自然と技を回避する立ち位置は上級編では特に重要になります。無駄にボスに近づかないことボスの正面に立たないこと、この2点を守ればいてつくはどうやブレス攻撃などを回避しやすくなります。

パラディン構成の補足

これまでの指南書で何度も繰り返していますが、パラ構成では先に紹介したパラ構成での相撲のやり方に加えて、パラを死なせないことが肝要です。詳しくは肆の巻と陸の巻をご覧下さい。

dq10bucciap.hatenablog.com
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ここからは具体的に戦略を考えます。中級編のボスからは攻撃役のプレイスキルも重要ですので、僧侶の動き方だけでなく、攻撃役の動きも大雑把にまとめます。

相撲をする代表例:キングヒドラ

キングヒドラ

HP420くらいの僧侶からすると、通常攻撃でワンパン死亡のボスです。しかし、戦略で確実に倒すことができます。倒すためにはドラクエ10における「相撲」「怒り」「一定のHP」「耐性装備」「適切なバフ・デバフ」「攻撃回避」といった戦闘における要素がすべて必要です。このボスを安定して倒せるならば、十分なプレイスキルを備えているといってよいと思います。詳しく書きます。

まずはキングヒドラが使用する特技をまとめます。「」のマークは怒り時に、「」のマークは押し合い反撃にて使用することを指します。何もマークが付いていない技は通常時にしか使用しません。

通常攻撃
攻撃力868、怒り時攻撃力1085。
守備力300で被ダメージを計算すると、通常時:359前後、怒り時:468前後。
スクルトで守備が2段階あがると、大雑把に計算して通常時:329前後、怒り時:438前後。

連続かみつきのみ
ランダムに0.5倍×6回攻撃

はげしいおたけびのみ
310前後のダメージ。強制的にふっとび・転び、さらにおびえ付き。

しゃくねつ

火球連弾
380前後のダメージ×5回のブレス・炎攻撃

かがやくいき

話し合い→連続かみつき

話し合い→はげしいおたけび

話し合い→話が盛り上がる
一気にスーパーハイテンション(SHT)になる

話し合い→テンションバーンのみ

もうどくのきり
ブレス攻撃。HPが3秒ごとに90ずつ減る猛毒状態にする。

ハッピーブレス
ブレス攻撃。踊り状態にする。

アシッドブレス
ブレス攻撃。攻撃力と守備力を2段階低下させる。

いてつくはどう

多彩です。怒ると状態異常系の技を使わなくなります。

次に特性をみてみます。常に2回行動で、特技に対して怒ることがあります。特技で攻撃して怒って、すぐに連続かみつきが飛んでくるケースが考えられます。

これらのことから、以下のことがプレイヤーに求められます。

  • ブレスガードと踊らされガード、どくけしそう

  • 怒り放置
    怒り放置にする理由は複数あります。怒り状態だと対処が面倒な技が減る、後衛に怒りを向けることで前衛が攻撃しやすい、タゲが明確で相撲をしやすく行動回数を抑制できる、ターンエンド攻撃は回避できるなどの理由があります。

  • 怒り放置なので必然的に相撲をする

  • ターンエンド攻撃(正式名:押し合い反撃)の知識

  • ターンエンド攻撃への対処→怒り時の通常攻撃で死なない(HP増・スクルト・他の人に引き受けてもらう)、はげしいおたけびを回避(おびえ効果があるのでキラキラポーンも効果的)

  • 怒り時に多用する「話し合い→テンションバーン」「話し合い→SHT」への対処→ゴールドフィンガー(GF)、零の洗礼
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そこから最初は「武武僧僧」がテンプレ構成になりました。おおまかな戦略は次のとおりです。

  1. タゲ下がりをしつつ、それぞれが心頭滅却をする。

  2. 最初に誰がタゲになったかにもよるが、僧侶ふたりのどちらかがスクルトをする→HPが低くてもキングヒドラの怒り時の通常攻撃に耐えるようにする

  3. 僧侶ふたりのどちらかが怒りをもらうまでは、武道家は特技を使わない(ロストアタックとGF、不撓不屈は使う)

  4. なかなか怒りが向かないときは、ビッグシールド連発が効果的

  5. 僧侶に怒りが向いたあとは、怒り状態にしたままで戦う

  6. タゲになった僧はキングヒドラの射程内(連続火球の射程)に決して入らないようにして、他3人は「はげしいおたけび」を避けることを意識しつつ、攻撃・回復をがんばる

  7. バイシ・バイキがないので倒す前に怒り状態解除→もう一度僧が怒りをもらうまでがんばる

  8. がんばるw

その後「武バト僧僧」「バトバト賢僧」といった高難度の派生型が登場して、今は「武武魔戦僧」が主流です。暴走魔方陣の上に乗っていると常に特技をしているとみなされるため(予想。攻略本には「怒らせやすい」との記載があるのみ。)、魔法戦士は苦労せずにキングヒドラを怒らせることができます。

加えて、バイキルトおよびフォース範囲化・フォースブレイク(FB)で武の攻撃を強化できます。おかげで討伐時間が短縮でき、「武武僧僧」とちがって再度怒りをもらう作業がなくなります。事故も減ります。ただし、スクルトなしで怒り時通常攻撃を耐えるHPが欲しいところです。この特性を見つけてくれた偉大なる先輩方に感謝

近頃は「囲み戦法」と呼ばれる戦法もあるそうです。この場合は、怒りを放置せずに鎮めるようです。

どの構成においても、僧侶は次に挙げるいくつかのポイントに注意すればいいでしょう。肆の巻の「ボスの行動の予測」、伍の巻の「行動の優先順位」と陸の巻の「開戦時に何をするか」、漆の巻の「詠唱時間を意識して動く」がベースです。

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  • 初手最有力は聖なる祈り。心頭滅却もあり。

  • 開戦直後に「話し合い」からの強力な攻撃がくることもあるので、ボスが歩くかどうかはよく見る。

  • 壁役をするメンバーのHPを把握しておく。

  • HPが低いなら、早い段階でスクルトをして1確でなくす。聖女の守りもあり。

  • 自分が怒りをもらって下がるなら、スクルトの詠唱中に追いつかれないように工夫する。ラピッドステッキが吉。

  • はげしいおたけびは確実に避ける。僧1ならなおさら

  • 確実に避けるために、壁更新を手伝うくらいのイメージで壁にはあまり参加しない。

  • おすすめはキングヒドラの横腹に立つ感じの位置どり。

  • 相撲していればターンには余裕があるので、随時バフをまいて保険をかける。

こんなところですね。キングヒドラを柱にひっかけて戦うこともあります。その場合に味方がみえなくて、ベホイミを飛ばせないことがままあります。そんなときは迷わずベホマラーしましょう。

また、マニアックな話になりますが、柱にひっかけるときはターンエンド攻撃をしないことがあります。頭に入れておいて下さい。

150スキルの登場により「まもまも魔戦僧」などが台頭してきそうですが、あくまでも「武武魔戦僧」の派生ですね。不撓不屈、一喝、タゲ下がり時にテンションをためられる、この3点から武が適しています。アシッドブレス対策で「まもレン魔戦僧」とかの派生もありかなとは思います。この派生の場合はハッピーブレスを無効化できるので、踊りガードがいらなくなりますね。

特定の技に注意する:破戒王ベルムド強&破戒王ベルムド影

破戒王ベルムド強と影

破戒王ベルムド影の「死の突撃」と独特の行動パターンに対処できれば倒せます。アクション要素を色濃く打ち出した独特なボスです。

また、「影」は独特な行動パターンも併せ持ちます。行動間隔が長いかわりに常に2回行動で、「死の突撃」しかしないといっていいほどに「死の突撃」を繰り返します。基本的に2回連続で「死の突撃」をすると考えて、避ける準備をしましょう。避け方はこんな感じです。



横に移動することで避けることができます。このときにできるだけ仲間を巻き込まないために、仲間がいない方へと逃げましょう。

2回連続で避ける準備が必要なため、HPが減った仲間を放置する時間が長くなりがちですが、気にしなくて大丈夫です。「強」の攻撃力は強ボスの中でもかなり低いので、少しくらい回復を放置しても問題ありません。もし仲間が倒れたとしても、「死の突撃」をきちんとケアすれば、容易に立て直せます。

注意点をあげるとすれば、むやみに「強」に近づかないことです。「強」の「ウイングインパクト」は威力はさほどありませんが、ふきとばしの効果があるので攻撃を受けてしまうと少し時間をロスします。

パラディン構成の代表例:グラコス

グラコス

ドラクエ10ではボスが1体の場合には、一部例外はありますが、パラディンを壁に魔法攻撃をするパラディン構成が最も安全です。グラコスも例にもれず、グラコスの使用特技との相性がいいこともあり、パラディン構成が主流です。

なお、強コインボスは除いて、実装順でいうところのグラコスまでは中級としました。伝説の三悪魔とキラーマジンガはどうしても高い火力が必要になるため上級にします。また、ピラミッド8層は上級だと思いますが、7層はグレーゾーンです悩ましい・・・。

キングヒドラほど詳しくは書きません。要注意技と僧侶の動きについて簡単にまとめます。

グラコスは常時2回行動で、押し合い反撃は通常攻撃のみです。

ふりまわし
ランダムに通常攻撃の1.3倍×3回攻撃

海魔神の怒り
周囲に420前後のダメージ

仲間を呼ぶ
テンタコルス×3、潮風のディーバ、アビスソルジャーのいずれかを呼ぶ

一番面倒な技は「仲間を呼ぶ」です。これを止めるためのキャンセルショット、怒るとこの技を使わなくなる→怒り放置→相撲で隔離、この2点からパラ構成が最適といっていいでしょう。

パラディンの重さが拮抗か押し勝ちかで僧侶の動きが変わります。ズッシードをしたときの重さはパラディン自身でないとわかりづらいので、開戦前に確認しておくと吉。拮抗ならば相撲補助をして、余裕があればズッシードを更新してあげましょう。拮抗時はヘビーチャージの更新にも神経を使いますから、ズッシ更新はありがたいです。押し勝ちならば特に何もしなくていいです。

パラディンが「仲間呼び」を止めることを祈りつつ、パラディンが死なないように工夫しましょう。そこで登場するのが新150スキル「女神の祝福」です。「聖女の守り」の上位版といっていいでしょう。

HP2以上で致死ダメージをうけても、HP1残る状態になります。効果時間は1分で、聖女の守りと併用できます。併用している場合は、聖女の守りの方が先に発動します。そのため聖女と女神とリホイミがかかっていれば、2回は100%で生存できますね。まさかのリベホイム

しかしながら、チャージタイム90秒(初回は25秒)で効果時間は60秒ですから乱発はできません。丁寧に使いましょう。グラコス戦ではパラディンに使うのがいいですね。パラディンのHPと守備力ならば「ぶきをふりまわす」対策になるでしょう。

あとはこれまでの指南書にあるとおりですね。仲間を呼ばれたときのために、スクルトとキラキラポーンはまいておきましょう。パラディンは自衛の手段を多数もっているので、守備力を2段階あげておくと自分で身を守ってくれると思います。

おわりに

長いなーこれまでに紹介した僧侶の基本的な考え方をベースにして、150スキルも意識しつつ具体的なボス攻略法を紹介しました。中級編が一番大事と思い、チカラをいれたので長くなってしまいました。上級編は動きの精度、よりよい装備、特殊な戦法が必要になるだけで中級編を基本にちょっと発展するだけです。


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