【DQ10】パラ構成の魔賢僧-魔法使い編-
このシリーズの最後の記事です。ラストを飾るのは「魔法使い」。パラ構成のメインアタッカーです。
正直いいますとパラ構成の魔法使いは楽です。パラディンよりずっと簡単です。しかし、デキる人はデキる。普段は目立つことがないちょっとしたこと、なんとも説明しづらい地味で細かい部分に差が出ます。ときにパラディンはオートランで相撲をしながらカメラを回して、後衛の動きや位置を見ています|ω・`)
パラ構成の基本をおさらいしつつ、魔法使いについて(短剣、ムチは除く)掘り下げてみます。たたみます。
軸を意識しよう
軸だけでもしっかりしていればパラディンは後衛を守ることができます。軸ズレはパラディン単独である程度は調整できますが、いろいろと不都合が生じます。
一般的な軸を図にしました。僧侶編にある軸は発展的な考え方です。
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ボスとパラディンを結んだ線が軸です。ボスから離れて、パラディンの真後ろに隠れましょう。「軸を合わせる」などと表現されることが多いです。
軸から大きく外れると・・・
パラディンの壁が機能しません。
ただ、こうした軸ズレに対してできる工夫があります。軸の概念を発展させます。
タイミングやボスの横幅次第ではうまく対処できません。「ボスから離れて、パラディンの真後ろに隠れる」ようにしましょう。
ボスとの距離を意識しよう
距離を意識するとよい理由は2つあります。
ひとつめは、マヒャデドスは射程が短いから。マヒャデドスを当てることができる位置に暴走魔法陣を貼りましょう。
ふたつめは、離れすぎているとボスが「L字抜け」をしてくる可能性があるから。特に開戦時に起きやすいです。
dq10bucciap.hatenablog.comボスのAIに組み込まれた行動なのか、システム処理上そうみえるだけなのか、いまだによくわかっていません。細かい部分はパラディンが考えます。魔法使いは軸をしっかり合わせて、マヒャデドスを当てられる距離をキープすれば安全に戦えます。
魔法使いは準備に時間がかかる
ここからは魔法使いについてもっと掘り下げてみます。
魔法使いが持てる火力を最大に発揮するには4手必要です。魔力覚醒、早読みの杖、暴走魔法陣、超暴走魔法陣の4手です。暴走魔法陣・超暴走魔法陣は複数で兼用できるとはいえ、物理職に比べると準備に時間がかかります。
さらには重要なものを捨てている
準備に時間がかかるだけでなく、ドラクエ10のバトルにおいて最重要といってもよいものを捨てています。それは「移動」です。
周知のことですが、サポート仲間は人間が操作するキャラ(「肉入り」などと呼ばれる)に劣ります。いろいろありますが、特に移動が下手です。ヒドラ強にサポート仲間で行ってみたところ、邪竜の秘紋の上に陣取ったヒドラに大暴れされて負けましたorzどうぐ使いでいくべきでした。ピラミッド7層以降もサポの立ち位置次第で難易度が変わります。
それでもサポは「はげしいおたけび」などの一部の範囲攻撃は避けます。移動そのものはやめてはいません。一方で暴走魔方陣を使うということは移動をしないということ。つまり、暴走魔方陣の上にいる魔法使いはサポより脆い。その脆さをカバーするためにパラディンが移動をコントロールします。
パラディンが抜かれたとき
そんな脆い魔法使いを守っているパラディンが抜かれてしまいました。迷わず魔方陣を捨てましょう。できることならば、賢者編で紹介したように自分だけでも死なないように工夫してみて下さい。
dq10bucciap.hatenablog.com魔方陣に固執したところで何の得もありません。もし死ななければもう一度暴走魔方陣を貼り直すだけで済みますが、死んでしまうと一からやり直しです。特にキラーマジンガ戦は時間との戦いですから、自分の身を守ることを意識してみて下さい。
「コイツ、デキる」と思わせるテクニック
簡単なものから難しいものまでいろいろあります。総じていえるのは、攻撃だけでなく守備を意識していないとできません。最近は超火力で押し切る戦いが増えてしまい、守備がないがしろにされがちです。本来、戦いにおいて攻撃と守備は等しく重要なものである(σ゚∀゚)σ
いくつか記してみます。
多様なデバフ手段
ヘナトス、マホトーンが代表格です。使い所は少ないですが、ラリホー、おたけび、ぶきみなひかりも忘れずに。ぶきみなひかりは自分でやるものではないですが、成功率は魔法使いが一番高いです。
ベリアル強、ドラゴンガイア強戦で出番が多いです。
攻撃をしながらしっかり様子をみて、咄嗟にすばやくこうしたことをこなせる方はとても頼りになります。
もちろん、注意点はあります。
ダメージ完全ガード中のガイア強は重さが倍になっていることを知らない方は多いです。さすがパラディンの宿敵!
相撲補助
僧侶編、賢者編でしつこく触れました。
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魔法使いが補助をするのは効率的ではありませんが、ボスがマヒャデドスの射程より内側に近づいているのに誰も補助に入らない時は押してあげて下さい。ほんの数秒押すだけで安全になります。死んでしまうよりはずっとターンを節約できます。
4秒反撃封じ
アトラス強、ベリアル強戦で便利なテクニックです。攻撃がパラディンに集中してしまい、回復が間に合いそうにないときに使ってみて下さい。難しいテクニックに分類されるとは思いますが、やることは簡単です。仕組みがややこしいだけです。
dq10bucciap.hatenablog.comパラ構成では多くの場合で、戦いの中盤以降は魔法使いが怒りをもらっている状態です。自分が怒りをもらっているとき、ボスがターンエンド攻撃や4秒反撃をしたら、わざとボスに近づいて2秒ほどボスの近くにいましょう。すると、ノシノシ歩いていたボスが一度足を止めます。足を止めたら魔法陣のところまで逃げましょう。
一度、動画をみてみるとわかりやすいと思います。探してみて下さい。私は動画を提供できません(´・д・`)ゞゴメンネ
娘に泣かれたラルコさん、いい塩梅でしたよ。下げて上げていくスタイルだよ。
初手に暴走魔法陣
アトラス強、ベリアル強、キラーマジンガ戦の事故死を防ぐテクニックです。こやつらは特技に怒ります。ヘビーチャージや会心ガードをして怒られて、怒涛の連続攻撃でパラディンが死んでしまうことがあります。
この事態になる確率を下げる工夫として、開戦してすぐに暴走魔法陣を貼るというものがあります。ボスは暴走魔法陣を貼ったキャラに非常に高い確率で怒ります。陣の上に乗っているかどうかは関係ないとみて間違いないようです。
開戦時にパラ←様子見(状況に合わせる)、僧侶←パラにズッシ、魔法使い←魔法陣とするとより確実です。ただ・・・(´ε`; )ウーン、攻撃に関しては明らかに効率が落ちるやり方です。一考の価値あるテクニックだとは思いますが、強くオススメはしません。
いま早読みの杖は必要ですか?
早読みの杖に限らず、魔力覚醒をするべきかどうかからもう一度考えてみて下さい。装備品の速度錬金次第ですが、ざっと計算して早読みの杖に使った時間を取り戻すには7回くらい魔法を唱える必要があります。ダークドレアム戦で役立つ考え方です。
パラ構成でも戦闘終盤などなど、このことを意識しておくといい場面は多いです。
渋く、マホカンタ
グラコスとかバラモスを相手にするときに渋く決めてやりましょう。実用性はほとんどありません。ありませんが無駄にカッコイイ。一目おかれる魔法使いになれます。
おわりに
達人クエにまさかのマジンガパラ構成が来て驚いております。奇しくもタイムリーな記事になりました。ただねぇ、5分20秒とか舐めてますよヽ( ゚д゚ )ノつうか、バラモス強もってこいや!バラモス強パラ入りは楽しい。昔の天魔強やオーレン強パラ入りを難しくした感じです。
「パラ構成の魔賢僧」シリーズが参考になれば幸いです。