僧侶指南書-Nintendo Switch版発売記念-
おはこんばんにちは。なつかしい。約3年ぶりにこの画像をみてます。Wii時代の画像は粗いです。
最近パパが所属しているチームに新人が来てくれました。私の記事を読んでくれているようです。
そこで重い腰を上げて、僧侶指南書の中でドラクエ10の現状と合わない部分について加筆・修正することにしました。
なにせ最終更新が2015.4.20という古い記事ですから、現状にそぐわないことが出てくるのは仕方ありません。
dq10bucciap.hatenablog.comスイッチ版発売記念と題して、見返しながら気になった点をひとつずつまとめていきます。新人さんを意識して書きます。
ユグドラシルでは厳しい
指南書ではユグドラシルを強く推奨しています。しかし、最大レベルは99となり、最大HPが700を越えていることも珍しくないアストルティアでは、ユグドラシルでは回復魔力が足りないことが増えています。
ん……、ちょっと待てよ。そもそも……
“回復魔力が足りない”ってどうゆうこと?
わかりやすい考え方は“マラー1回で安全にできるか” “HP1から聖女ラインをマラー1回で確保できるか”だろうと思います。
後者は最低限のラインです。回復魔力600あれば十分達成できます。一方で前者はとてもハードルが高いです。“安全に”とは、敵の攻撃に耐えるHPにできるかを指します。回復魔力が高ければ高いほど安全です。できる僧侶と思われます。
まずは最低限の回復魔力を確保して、そこからさらに上を目指していきましょう。
それではユグドラシルの話に戻ります。
スティックの性能を比べる
価格帯を考慮して、ユグドラシル☆3とリトルフェザー☆2を比較します。
名前 | 回魔 | 攻魔 | 効果 |
---|---|---|---|
ユグドラシル | 42 | 19 | 最大HP+5 |
リトルフェザー | 90 | 43 | 最大HP+7 呪文発動速度+2% 開戦時50%で聖なる祈り |
回復魔力の差48はベホイムで20、ベホマラーで11の差です。聖なる祈り時はベホイム40、ベホマラー22の差になります。
そんなに増えていないような、でもやっぱり差が出てきそうな微妙な数字です。
次に値段をみてみます。(記事作成時で)ユグドラシル速度18は70万、リトルフェザー速度12(錬金石使用見込み、実質14)は16万。リトルフェザー速度18(錬金石使用見込み、実質20)は180万です。
リトルフェーザー☆2を作った木工職人の血と涙がちょちょ切れ……。結晶が33前後とれるので、おおよそ12万くらいは元がとれます。+3やさらなる新装備へのつなぎには最適でしょう。
特殊効果なども含めて考えると、パパとしてはリトルフェザー+2(できれば+3)を強く推奨します。
抜群にコスパがいいですし、開戦時50%聖なる祈りはいい効果です。開戦時にきちんとキャラの状態をみて、聖なる祈りをするかしないかの判断をしながらボスの様子もみる、という行動を習慣づけるのはいいことです。
レベル93がちょっと遠いですが、レベル80までエンゼル帽が使える今はそんなに時間はかかりません。ぜひリトルフェザーを手に取って欲しいです。
“奇跡”“瞬き”宝珠をつけよう
水の宝珠には各種呪文の回復量を上げてくれる“奇跡”があり、風の宝珠には発動速度を速めてくれる“瞬き”の宝珠があります。
過去の指南書を振り返ると、炎と風については有効な宝珠が自明であるので省略し、奇跡については特に記述がありませんでした。
というのも、回復量が足りない事態になることがなかったので重要視していなかったのです。しかし、スティックの買い換えを推奨するほどに回復量の価値が上昇したので、これからは奇跡の装着を推奨します。
飾り石まで活用すれば、ベホマラーは回復量12%アップ(上昇分に聖なる祈り効果は乗らない)、発動速度も12%アップします。回復量は回復魔力600聖なる祈り状態で約372から約394へと増加します。ユグドラシルからリトルフェザーに換えるのと同等の効果があります。
宝珠・石版ともに育成が大変ですが、試練の門と達人クエストをしっかりこなしつつ、まずは「宝珠の香水」を手に入れましょう。
入手手段が限られているため、香水はできるだけ有効に使いましょう。自分がまもの使いで「エモノ呼びの咆哮」を取得してことが望ましいです。エモノ呼びの咆哮は160スキルで十分です。宝珠の香水は宝珠のプチプチ香水に変換して、可能な限り時間を有効に使って下さい。
宝珠の香水がない場合は転生モンスターを狙うのも吉です。転生モンスターが出現しやすくなる「きせきの香水」は宝珠の香水よりも手に入れやすいです。
ドラクエ10のモンスターについて調べるならば、このサイトがおすすめです。
www.d-quest-10.comセット効果よりも回復魔力と発動速度
次は防具の話になるのですが、高い装備を無理に一式買わなくてよいです。
装備一式揃えるとセット効果というプラスの効果が出ます。しかしながら、僧侶が装備できるものの中でセット効果によって“僧侶力”が上がるものはありません。セット効果は攻撃寄りのものが多く、属性耐性効果は上級者向けです。
そのため、セット効果よりも回復魔力と発動速度を重視して、できるだけ価格を抑えて装備を買いましょう。
レベル上げは随分と楽になりましたが、稼ぐのは大して楽になっていません。どうしても時間がかかります。資金をうまくやりくりしましょう。
現状のおすすめ装備をまとめておきます。
おすすめ装備
ゴールドが不足しがちな新人向けです。
スティックはリトルフェーザー+2で速度錬金が2箇所ついたもの。いつか速度錬金が3箇所ついたものに換えましょう。
盾はまず呪いガード100の何らかの盾をひとつ持ちましょう。できればドワチャカシールドと言いたいところですが、錬金石使用見込みでも60万くらいします。一方で、ルフの盾呪い100は10万。呪いがあれば何でもいいです。
さらにブレスガード30以上(基礎効果除く)のルフの盾+3、呪文耐性21以上(基礎効果除く)のふうまの盾+3かメタスラの盾+3の安い方をもつと役に立ちます。
理想的にはもっと細かく持ち替えたいところですが、そうゆう持ち替えを意識するころには一流の僧侶になっています。
アタマは賢哲のターバンです。☆2だと回復魔力は56です。パパは+2で混乱耐性がついているものをおすすめします。次点でマヒか即死耐性です。
からだ上も同じく賢哲のころも上です。☆2で回復魔力は77です。資金力次第ですが、最低でも+2即死耐性80以上にしましょう。(僧侶とパラディンはもともと即死耐性が25%あります。)結晶化して大きく黒字になるので、一切損がありません。
+3でいわゆる“ハイブリッド錬金”と呼ばれるものは錬金石使用見込みでも180万ほどします。資金力が乏しいうちは安い+2アタマ耐性装備などを組みあわせて対応するほうがいいと思います。
からだ下は回復魔力に影響しないので、最強最安の万能防具「きじゅつしのズボン」でハイブリッド錬金を買うことを勧めます。装備可能職が多く、各種耐性指輪を組み合わせることで複数の状態異常に対応します。
おすすめはマヒ&封印で、これまで紹介してきたものと合わせて装備すると邪神の宮殿でしっかり活躍できます。
指輪は不思議の魔塔で集めましょう。最初は、はくあいのゆびわを封印耐性60まで高めましょう。
ウデはきじゅつしグローブ速度18が第一候補です。ただし、錬金石使用を前提とするならば、相場次第では賢哲のうでわ+3で速度錬金が3箇所ついたものもありです。近頃はきじゅつしグローブとの価格差が20万~30万しかない日があります。
ウデはきようさに大きく影響します。魔法使いや賢者もやる予定があるならば、賢哲を買って錬金石を使う方がいいとパパは思います。
錬金石もゴールドと同様にすぐには集まりません。賢哲のうでわのように錬金石ひとつ当たりの価値が大きい(錬金成功品と失敗品の価格差が大きい)装備に使うのがおすすめです。
「足もきじゅつしでしょ」と思ったそこのアナタ。ちがうんだなー。足は賢哲のサンダルです。踊りか転びの単独耐性で構いません。宝珠や輝石のベルトも込みで調整が可能ならば、踊り転びのハイブリッド錬金もよいと思いますが、値段のわりには出番が乏しいです。
それでなぜ賢哲のサンダルかといいますと、すばやさが大きくちがうからです。すばやさの重要性は昔から変わりません。
dq10bucciap.hatenablog.com☆2で比較すると「きじゅつ=25」「賢哲=70」です。賢哲を履くだけで約0.1秒速く動けます。たかが0.1秒されど0.1秒。わずかな差ですが大事にしましょう。
賢哲の単独耐性ならば錬金石使用見込みで20万程度です。結晶化すれば元手は大部分が返ってくることですし、賢哲のサンダルを勧めます。
これだけの装備と各種パッシブスキルが合わされば、まず間違いなく様々な場面で十二分に戦えます。あとは経験を積みましょう。
スキル
僧侶指南書では120スキルまでしか書いていません。主要の3スキル、しんこう、スティック、盾について新たに書き加えておきます。ホーリーライトは省略します。
まずは特技の性能からみましょう。
- 女神の祝福
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準備時間0.8秒、消費MP8、効果時間60秒。
味方ひとりを「HPが残り2以上あれば、チカラつきるはずのときに1回だけHPが1残って耐える状態」にする。
聖女の守りの効果も得ている場合は、聖女の守りの効果が優先的に発動する。
CT技で初回は25秒、あとは90秒毎に使えます。 - ベホマ
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準備時間1秒、消費MP16。
いつものやつです。CT技で初回は45秒、あとは180(130、90)秒毎に使えます。 - ティンクルバトン
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準備時間0.8秒、消費MP2。
味方ひとりのテンションを1段階上げる(テンションが1段階以上のときでも確実に上がる)。CT技で初回は30秒、あとは90秒毎に使えます。 - ホップスティック
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準備時間1.2秒、消費MP5、効果時間120秒。
自分とその周囲にいる味方を「ジャンプでかわせる攻撃を1回無効にする状態」にする。攻撃をジャンプでかわした場合は、効果は消えない。
CT技で初回は70(55、45)秒、あとは140(110、90)秒毎に使えます。 - スペルガード
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準備時間1.3秒、消費MP5、効果時間60秒。
敵の呪文(ジバリア系、クモノをのぞく)を1回だけ完全に防ぐバリアを張る。CT技で初回は0秒、あとは30秒毎に使えます。 - アイギスの守り
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準備時間1.5秒、消費MP8、効果時間は複雑。
ビッグシールドの効果(180秒)、会心ガードの効果(120秒)、被ダメージ25%軽減の効果(30秒)を同時に得る。
ファランクスをアイギスの守りで上書きすると被ダメージ軽減の効果は更新して、与ダメージ25%減の効果は消える。
モンスターゾーンで得た被ダメージ25%減の効果は更新されない。
CT技で初回は110(90、55)秒、あとは220(180、110)秒ごとに使えます。
どうにもややこしい。さらに160~180スキルは自分でセットする必要があるので、さらにややこしくなります。
基本的にどのスキルも180にするのが当然強いですが、僧侶の仕事をする分にはしんこう100、スティック100、盾100あれば大丈夫です。ただし邪神の宮殿で遊ぶならば、しんこう150、スティック140にして特定の武器や職業限定の場所に行けるようにしましょう。盾も140にしてスペルガードができるようにしておくと役に立つ場面があるでしょう。
160~180スキルのパパオススメの割り振りは下記。複数記載している箇所は先に書いている方をおすすめしますが、各自で判断してください。
- しんこう
-
160:みかわし率、ベホマ
170:呪文の回復量強化、被ダメージ軽減
180:被ダメージ軽減、呪文の回復量強化 - スティック
-
160:ホップスティック
170:最大MP
180:回復魔力 - 盾
-
160:アイギスの守り
170:会心完全ガード率
180:瀕死時みかわし30%アップの発動率
記載したスキルのポイントを少し書いて終わります。
スキルのポイント解説
女神の祝福は使いどころが難しい特技です。個人的には準備時間の短さを利用するとよいと思っています。瀕死の味方に配って、何らかの行動を挟んでから瀕死の味方、さらには周囲の味方もまとめて回復するといった使い方がカッコイイとパパは思うんだけどな。
瀕死の味方を放置していると思われることもあるので、何とも使い方が難しいです。
ベホマは基本的にいらない子です。しかしながら、使う場面が絶対にないとは言い切れず、歴代ドラクエではなくてはならない呪文なのでパパはつけています。
詠唱時間が1秒と短いですが、唱えた後の硬直が長いです。硬直も含めると、おおよその計算上ですが速度18祈りベホイムに劣ります。
ホップスティックはジャンプで攻撃を避けないサポート仲間でボスを攻略するときに本領を発揮します。いわゆる“肉入り”パーティーの場合は保険としての使い方が主です。
チャージ時間が長いので、サポート仲間との攻略でも160スキルでの登録でよいと思います。180スキルにしても回転はあまり上がりません。
アイギスの守りは片手剣戦士が使う分には有用ですが、僧侶ではそれほど役に立ちません。被ダメージを軽減したいならば、アイギスの守りより準備時間が1秒短くかつ、チャージ時間も短いファランクスがいいです。
戦士も使う場合には180スキルにアイギスの守りをセットしてよいと思います。
瀕死時みかわし30%アップはとても強力なスキルです。宝珠と組み合わせることでさらに発動率を高めることができます。騙されたと思ってちょっと試してみてね。
おわりに
もう一度過去の指南書を見返すと、指南書を更新していない空白期間に風の宝珠の“復讐の聖なる祈り”“復讐の聖女の守り”が登場しています。この2つはぜひつけて欲しいです。特に、復讐の聖女の守りはどの職業においても有用な宝珠です。
ガチの記事は長くて疲れる!攻略本を3つも使いながら書きました。ここまで読んでくれて、ありがとうございました。気楽な「みんなのパパ」の冒険に戻ります。